zonjiが香らす、妖艶な色気

PICK UPアーティスト

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はzonjiをご紹介します。

令和歌謡の先駆者

ネオシティポップ的なサウンドに、歌謡曲の影響を感じさせるメロディーラインは、「時代が彼らに追いついた」と言わざるを得ないかもしれない。妖艶でドラマチックな世界観を展開する彼らの名は、zonji。DIY精神で自身の世界観を色濃く作品に落としこむ、在宅系音楽ユニットだ。

前身バンドを経て、2020年5月より活動を開始。影響源となる椿屋四重奏やGRAPEVINE、玉置浩二などを強く感じさせる音楽を紡いでいる。
昨今でこそ“令和歌謡”などといった言葉を目にする機会が増えたが、zonjiは前身バンドとして活動していた2010年代から、その分野を追求してきた存在だ。日本語を基軸としたリリックは、甘く気だるいボーカルの色気を増幅させる。

先日配信が開始された「kaede」は、悲しい別れを経験した人をそっと肯定する1曲。新しい幸せへ向かうための“美しい序章”を描いており、大枠で紡がれたリリックはリスナーの経験にリンクすることだろう。センチメンタルなギターやピアノのフレーズにも、ぜひ耳を傾けてみてほしい。