純悪プリンがコミカルに歌う悲哀

PICK UPアーティスト

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回は純悪プリンをご紹介します。

ニヤりと笑えるアップデート

俳優の阿部亮平、山根和馬からなるユニット・純悪。
強面故に悪役ばかりを務めていることがユニット名の由来だが、演技力の高さやギャップを活かした投稿でYouTubeは20万以上、TikTokは50万以上のフォロワーを持ち、年齢層を問わず人気を集めている。

そんな彼らが、12月31日に“純悪プリン”として『スマホ哀歌』をリリースした。
これは1997年にヒットした東京プリンのデビュー曲『携帯哀歌』をカバー、および歌詞の内容を2020年代バージョンにアップデートしたものだ。
携帯電話を持ったものの、慣れない、そして連絡が来ない男性の悲哀を歌ったコミカルな『携帯哀歌』。
現代に合わせて生まれ変わった『スマホ哀歌』では、「ライン」や「インスタ」「Siri」といった単語はもちろん、「ウマ娘」などトレンド感に溢れたワードも盛り込まれており、原曲を知る大人世代も、知らない若者世代もどちらも楽しめる仕上がりになっている。
また、東京プリンの伊藤洋介の歌唱参加もあり、時代を越えて繋がるスペシャルな一曲だと言えるだろう。

配信リリースと同時に公開されたミュージックビデオはスマートフォンの画面サイズに合わせた縦型映像で、『スマホ哀歌』と言いつつとても現代的な演出にニヤリとしてしまう。
そして、MVからは二人の俳優としての魅力も感じることができるのでそちらもお見逃しなく。