堂村璃羽とこはならむが描く、交わり離れていく男女の物語

PICK UPアーティスト

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回は堂村璃羽をご紹介します。

真っすぐな想いが胸を打つ

生きていると、誰かの言葉にふと救われることがある。たった一言やたった1フレーズにより、世界の見え方がガラッと変わった経験が誰にでもあるだろう。1998年生まれのシンガー、堂村璃羽も誰かを救う言葉を届けてくれる存在だと思うのだ。

18歳の頃からツイキャスやYouTubeで歌い手として活動を開始し、現在はシンガーとしてデジタル世代から絶大な人気を獲得している堂村。失恋ソングや性関係を描いた楽曲のイメージが強い彼だが、音楽にこめられているのはリスナーへの真っすぐな想いだ。
「君の悩みは君だけじゃない。大人になって、いつかその経験が思い出になったとき、違う聴き方ができるように願いをこめて作っている」と話しており、その想いが強いゆえにリスナーの胸を打つのではないだろうか。

先日配信が開始された「ポケットにあの日をしまって」は、カップルの別れを彼氏彼女それぞれの目線で選んだ楽曲。彼氏目線を堂村が担当し、彼女目線は喜怒哀楽に寄り添った歌声が特徴的なこはならむが担当している。それぞれが見つめる世界を同じトラックに乗る異なるリリックやメロディーから感じ取ってほしい。