浦小雪が音に乗せて届ける、胸のうちに秘めた想い

PICK UPアーティスト

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回は浦小雪をご紹介します。

穏やかで柔らかな熱

春風のように暖かな歌声を持つシンガーソングライター、浦小雪。“図書室のロックプリンセス”を謳う彼女は、Sundae May Clubのフロントマンとしても活動している。

“日記にしか書けないことを歌にして聴いてもらう”と話していることもあり、その世界観はピュアで繊細だ。自分自身にだけ問いかけるような本音や記憶のなかにこびりついて離れない鮮やかな情景が、浦小雪というフィルターを通し音楽に昇華される。
そして、穏やかでありながらハッキリと熱を持った声で歌いあげられるのだ。その様は、これから物語が始まっていくようなワクワク感をリスナーに与える。

先日配信が開始された「夏の速度」は、ソロとして初となるリリース作品。夏の終わりと共に終幕した儚い想いでを綴っており、切ないながらもどこかポジティブの香るナンバーに仕上がった。