手渡すように紡ぐ、なみだ藍の歌

PICK UPアーティスト

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はなみだ藍をご紹介します。

目の前のひとりに向けて

胸のうちに秘めた想いをメランコリックな歌声で紡ぎあげるシンガーソングライター、なみだ藍。自身で作詞作曲のみならず、アートワークまで手掛けるセルフプロデュース能力の高さを活かし、現在ではアレンジャーやビデオディレクターとしても活動している。

小学6年生の頃からギターを始め、高校1年生になるとオリジナル曲の制作をスタート。高校卒業後には、メジャーデビューを目指して大学進学と同時に上京した。
彼女の魅力は、目の前で直接語り掛けてくるような歌声だろう。ストリートライブをしていたときに抱いていた「何かを伝えたい」「理解されたい」という思いは、楽曲に落としこんでも健在。大勢に向けて投げかけるのではなく、ひとりひとりに届くように歌を届けるのだ。

先日配信が開始された「midorimaru」は、コロナの影響でひきこもりがちになった日常をポップなトラックに載せて淡々と歌い上げたナンバー。こだわりぬいて1年以上温めたサウンドは必聴だ。