カルチャーを体現するGarahavi
PICK UPアーティスト
BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はGarahaviをご紹介します。
ヒップホップを貫いて
時代と人、その二つがぶつかり合い、係わりあってカルチャーが生まれる。
数多もの情報、歴史、場所、そして音楽へとアクセスすることが容易くなったこの時代、もしかすると、かつてほどの濃密な交わりが少なくなった、という側面も否めないのかもしれない。
しかし、Garahaviは昂然と立つ。“日本産のヒップホップ”というカルチャーを背負いながら。
神奈川県湘南発、Grow-DとSteezからなるラップデュオ・Garahavi。彼らの口から放たれるリリックは、ラップという表現のルーツを踏襲した力強さに満ちている。
音楽ジャンルとしてのヒップホップ、ひとつの歌唱法としてのラップが様々なシーンと接近しつつある流れの中で、核心を突いていく覚悟をも感じられるのだ。
最新楽曲『Next』は、ビートメイカーにP.L.を迎えた1曲。
カルチャーとしてのヒップホップをリスペクトするGarahaviが呼びかける「次」とは、どんな場所のことを指すのか。パワフルかつスキルフルな言葉たちを、存分に喰らってほしい。