WOOMANが第3期で鳴らす、新たな音

PICK UPアーティスト

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はWOOMANをご紹介します。

メロディックに巻きこんで

2014年のバンド結成以来、今思うカッコイイを追求し変わり続けてきたバンド、WOOMAN。2020年夏にドラムが脱退し3ピースとなった現在でも、サポートドラマーを迎えて、自分たちらしく音を鳴らしている。

先日配信が開始された「Face」は、彼らにとって約3年ぶりとなる新曲だ。サイケデリックやシューゲイザーを基調とした第1期、初期衝動を濃縮したバンドサウンドの第2期を経て、たどり着いたのが現在のスタイル。
サイケデリックな空気感を残したまま、ギターの旋律はよりメロディックに。サウンドを構築するパートの一部としてボーカルを用いることで、歌声が演奏に溶けていくような没入感を生み出す。

WOOMANらしさを保ったまま進化を感じさせる作風は、リリースがない期間も止まることなく、自分たちの最高を追い求めていたことが伺える。2023年春にはアルバムのリリースも予定しているそうなので、そちらも楽しみに待ちたい。