aconecoが誘う音楽の旅

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ！ 今回はaconecoをご紹介します。

戯れるように楽しみたい

2022年、高校の同級生で結成されたアコースティックギターとアコーディオンによるインストゥルメンタルユニット・aconeco。現在7ヶ月連続リリースを行っており、その第5弾としてリリースされたのが『白夜』だ。

aconecoというアーティスト名には、”アコースティックの音で優しく親しみやすく、そしてネコのように気まぐれな遊び心を忘れない音楽を大切に”という由来があるという。今回の『白夜』も、アコースティックギターとアコーディオンの音が掛け合うように始まるイントロから、その音の温かみや賑やかさ、異国情緒漂う新鮮さに一瞬で誘い込まれてしまう。
日本で暮らしていれば、経験することはない白夜という現象。いつまでも暗くならない夜に、街は、人は、どんな表情を見せるのか。もしもそこに自分がいたのなら、どんな気持ちになるのか。想像力を膨らませながら、テンメイ(Ag.)と桐山ショウゴ(Acc./Accordina)が広げていく世界に身を委ねたい1曲だ。

華やかさと親しみやすさ、昔から知っているような安心感と、見知らぬ場所へ連れて行ってくれる高揚感と。aconecoは、この編成、この二人だから鳴らせる音楽で私たちと戯れてくれるのだ。