骨太なサウンドで存在感を鳴らすGretchen Grundler

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ！ 今回はGretchen Grundlerをご紹介します。

デモから香る衝撃を

東京発の3ピースバンド、Gretchen Grundler（グレッチェン・グランドラー）。全4曲が収録された1st demo『zed’s dead, baby』がリリースされた。

攻撃的なベースが存在感を放つ『S.G.D』から幕を開け、気怠さと激しさの緩急が中毒性を持つ『Geek in the town』、キャッチーなメロディと妖しいバンドサウンドが同居する『Self』、ミドルチューンでありながら歌、サウンドの全てにソリッドさが浮かぶ『Max Headroom』、と、Gretchen Grundlerの在り方を存分に魅せてくれるデモとなっている。
グランジ、オルナタティヴ、パンクといった多様な要素を香らせながら、ヘヴィなバンドサウンドに馴染むクールな歌声とメロディが耳に残る統一感もある4曲が並ぶ。
一聴するだけでライブハウスを呑み込む熱を感じるような、血湧き肉躍る興奮を呼び醒ます骨太な作品だ。

都内を中心にライブを重ね、徐々にシーンで存在感を放ち始めている3人。今後のリリース、ライブ共に目が離せないバンドだ。