触れた人の心を震わせる、Hwylの音楽

PICK UPアーティスト

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はHwylをご紹介します。

ハイブリットなセンスを煌めかせて

“感情の高まり”という意味を持つ英語をバンド名に持つアーティスト、Hwyl。心境にジャストフィットする言葉で綴られたリリックと音楽を楽しみつくそうというピュアな姿勢は、彼らに触れた人たちの心を強く振るわせている。

2021年6月に結成し、東京都下北沢を中心に活動。今年の5月にはサポートを務めていたベースのタケマトモヤが正式に加入し、精力的に活躍の場を広げてきた。
ロックだけに飽き足らず、ヒップホップの要素も内包した楽曲構成は、Hwylの旨味のひとつだ。時には韻を踏み、時には美しくメロディーを歌い、時にはフロウを刻み、時にはギターソロで泣かせにくる。瑞々しくハイブリットなクリエイティブセンスは、K-POPやヒップホップを当たり前に聴いて育った世代に刺さることだろう。

先日俳人が開始された「安全地帯」は、彼らにとって初となる書き下ろし楽曲で“苦しくても前を向いて進んでいきたい”という想いがこめられたメッセージソングになっている。歌詞は、ボーカルのおきたりさが昔の自分を思い出しながら綴っており、痛みも決意も鮮やかなナンバーだ。