神野メイが鳴らす、マスに届くポップセンス

PICK UPアーティスト

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回は神野メイをご紹介します。

王道を行くキャッチーさ

インターネットを中心に活動する1998年生まれの音楽家、神野メイ。高校の時、同級生が文化祭で、自作の曲を披露したりバンドを組んだりしている姿に衝撃を受け、音楽活動をスタート。現在では作詞作曲のみならず編曲まで、自身で行っている。

彼の魅力は、ポップで華やかなサウンドとキャッチーを突っ切っていくメロディーセンスだ。影響源としてスピッツや星野源、RADWIMPSといったアーティストをあげていることもあり、マスに届く音楽のエッセンスがしっかりと受け継がれている。

先日配信が開始された「レモネード」は、ひとつの恋の終わりを甘くてほろ苦いレモネードと重ねた1曲。透き通ったピアノの音色が、楽曲の持つ切なさを際立たせる。見えないけど確かに存在していた愛を受け止め、それぞれの道に進んでいく様が、素直な言葉で綴られたナンバーだ。