時を経ても色あせぬ、Penny Arcadeの煌めき
PICK UPアーティスト
BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はPenny Arcadeをご紹介します。
日々を清々しく彩って
1986年に結成されたギターの石田真人とヴォーカルの佐鳥葉子を中心としたギターポップバンド、Penny Arcade。インディーシーンの先駆け的な存在だったが、活動期間は短く、1989年には解散。しかし、唯一の音源であった『A GIRL FROM PENNY ARCADE』の再発をきっかけに、2017年に再結成を果たしている。
先日配信が開始された「Land of Glacier」は、約35年ぶりにリリースされる新作『Penny Arcade / Land of Glacier』から、先行リリースされたもの。ライブでの演奏のみで長らく音源化されていなかったナンバーが、現在のメンバーにより再び息を吹き込まれた。
長い年月を経ても、楽曲は決して色あせることがない。むしろ、シティポップが再評価された現代において、一層瑞々しく映るほどである。時代に左右されぬ名曲とは、こういうことをいうのだろう。エバーグリーンなサウンドと透明感のある歌声が、清々しく日々を彩ってくれる1曲だ。