チャラン・ポ・ランタンが描く、妖しさに秘められた切なさ

PICK UPアーティスト

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はチャラン・ポ・ランタンをご紹介します。

物語を詰めこんで

バルカン音楽やシャンソンなどをベースに、あらゆるジャンルを取り入れた楽曲で、日本のみならず世界で活躍する姉妹ユニット、チャラン・ポ・ランタン。結成15周年を迎える今も勢いは止まることなく、常に新たな挑戦を続けている。

先日配信が開始された「内緒の唄」は、劇場長編アニメーション映画『クラユカバ』のために書き下ろした1曲。彼女たちは「クラユカバを拝見させていただいた瞬間に楽曲が一瞬で溢れ出てきて そのままを記録致しました。」とコメントを寄せており、まさしく映画の世界観をそのまま詰めこんだような楽曲となっている。

サーカスのオープニングのような妖しくもキャッチーなイントロから始まり、影を感じさせる音像のなかで進んでいく物語。サビに出てくる“ライライライ”のメロディーも印象的で、一聴したら耳に残ること請け合いだ。妖しくも切なさも感じさせる映画とチャラン・ポ・ランタンの化学反応を、ぜひ楽しんでほしい。