時代を越えて伝わる、馬場俊英のぬくもり

PICK UPアーティスト

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回は馬場俊英をご紹介します。

普遍的なうつくしさを見つめて

埼玉県出身、活動30周年を迎えるシンガーソングライターの馬場俊英。通算43枚目となるシングル『EP8 – 地平線』が現在各サイトにて配信中だ。

書き下ろし楽曲全4曲が収録されたこの作品。共同プロデュースにラジオディレクター・塚越隆史氏を、アレンジャーには五十嵐宏治氏を迎え、馬場俊英としてのこれまでの活動の歩みが感じられる布陣で制作されている。

何気ない日常の景色を真摯に見つめ、切り取り、その中で生まれる感情を素直な言葉にし、懐っこいメロディに乗せる。30年経っても変わらない正直さで歌い続けてきたその先、現在地を打ち立てるようにリリースされたのが今作だ。4曲を通してブレずに伝わってくるのは、ストーリー性と鮮明な情景が目の前に立ち上がる描写と、心の奥から溢れ出すあたたかさと優しさに満ちた歌詞、そこに宿る馬場俊英らしさである。
時代を越えても普遍的に、世代を問わず胸を打たれずにはいられない歌がここに詰まっている。