メリクレットが音楽にこめた、一筋の希望
PICK UPアーティスト
BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はメリクレットをご紹介します。
溢れ出た感情を音にして
2019年9月に大学の軽音楽サークル内で結成されたオルタナティブロックバンド、メリクレット。「涙伝う日常に、奏でる藍の逆さ傘を。」をコンセプトに、日々の涙を虹に変えてくれるようなポップサウンドを奏でている。
先日配信が開始された「メリーバッドエンド」は、“絶望の先の希望”をテーマにした1曲。人生の終わりに差し掛かった主人公が、思うところの多かった現世を振り返りながら、来世に願いを託す物語が描かれている。
始まりこそ穏やかな雰囲気だが、曲が進んでいくにつれて、アレンジはどんどんとアグレッシブに。その様は、死の瞬間が近づくにつれて、葛藤や激情が溢れでてきてしまう情景を彷彿とさせる。何度も繰り返される“次のエンドは”なんて、まさに魂の叫び。間奏のバンドセッションもグルーヴ感が抜群の仕上がりになっていて必聴だ。
