人情味溢れる、江頭勇哉の表現

PICK UPアーティスト

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回は江頭勇哉をご紹介します。

心地よい温かさに包まれて

1988年生まれ、佐賀県出身のシンガーソングライター、江頭勇哉。アコースティックデュオ“音音”(ねおん)”での活動を経て、2013年にはソロアーティストとして活動開始。向こう側に人が見える楽曲を、力強くエモーショナルな歌声で届け続けてきた。

先日配信が開始された『魔法をかけて』は、近年リリースされた4曲と音源化が待ち望まれていた「魔法にかけて」を収録した1枚。メジャーデビュー10周年を迎えた彼の新たな始まりを感じさせる仕上がりとなっている。

いうならば、『魔法をかけて』は江頭勇哉の美味しいところ全部詰めだ。日常に紐づいた心温まる楽曲、包みこむような懐の深いボーカル、テクニカルなギタープレイといった彼の魅力が余すことなく濃縮されている。歌とギターを基軸にしながらもアプローチは多彩で、リスナーが飽きる隙を与えない。その心地よさに触れたら最後、無意識に何周も何周も聴きこんでしまうはずだ。