2人だけのスキルで音を重ねるJairo

PICK UPアーティスト

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はJairoをご紹介します。

オリジナリティ溢れるアプローチで

ヒューマンビートボクサーのJohn-TとYAMORIからなるビートボックスデュオ・Jairo。世界大会Grand Beatbox Battle 2024にて優勝、揺るぎない実力を世界に向けて証明した。
バトルのみならず、ビートボックスデュオというユニークな形での楽曲制作にも意欲的に取り組む彼らから、リスペクトと技術を詰め込んだカバー楽曲『come again(Jairo Remix)』が届いた。

2001年のリリース以降、愛され続けるm-floの名曲をJairoが2人の歌声とビートボックスだけで再構築したこのリミックス。きらびやかな音の光に満ちた原曲とはイメージを変えながらも、ダンサブルで華やかな空気は残しながら、楽曲の根底に流れるエモーショナルをより際立たせる仕上がりとなっている。

ビートボックスという、人から生まれる音だからこそ宿るぬくもりと力強さがダンスフロアのエネルギーを彷彿とさせるのに対し、2人分の音だけで作られる静謐かつ濃密な空気は、原曲にも宿る繊細な孤独感を感じさせる。楽曲中でYAMORIとJohn-Tの歌声がシームレスにスイッチする演出は、2人にしかできない技術であると同時にすれ違う人々の姿を表現しているようにも思わされる。
楽曲への奥深い理解と想い、そして2人の圧倒的なスキルによって描き出される新解釈の『come again』。原曲ファンも、ビートボックスリスナーも必聴の1曲になっている。