触れるものを惹きつける、川原遥翔の世界観
PICK UPアーティスト
BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回は川原遥翔をご紹介します。
細部まで凝った作品を
自らを美術館と称し、世界観に飲まれるアートを作り出すクリエイター、川原遥翔。大学入学を機にパソコンで作曲を始めたとは思わぬ抜群のクリエイティビティを活かし、音楽を通して様々な舞台を渡り歩いてきた。
先日配信が開始された「掬いの音」は、社会から零れ落ちた存在として生きてきた主人公の苦難と内面を描いた楽曲。救いとは何か、誰のための赦しなのかと問いかけながら、痛みと共に未来へ進んでいくという選択を提示する作品となっている。
短い尺が主流な時代にも関わらず、本作は7分弱にも及ぶ超大作。ドラマチックな展開も思想の流れも伝えたいメッセージも余すことなく詰めこみ、圧倒的な世界観を作り上げる。冒頭のポエトリーリーディングも印象的で、中性的な声質を持つカゼヒキの魅力存分に発揮されている。MVの概要欄には制作初期に作られた台本も掲載されているので、併せて楽しむことで、より没入できるのではないだろうか。
