KALMAが見つめる、春の儚さ

PICK UPアーティスト

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はKALMAをご紹介します。

奥行きのある情感を

北海道石狩市出⾝、全員が2000年生まれの3ピースロックバンド・KALMA。約1年3ヶ月ぶりの新曲となる『春の魔法』が、2026年3月25日にリリースされた。

等身大の喜びや葛藤を味わい尽くしながら、音楽に恋に青春に駆け抜ける日々を畑山悠月(Vo.Gt.)の青い歌声とまっすぐなバンドサウンドで描き出し、同世代からの熱い支持を集める彼ら。KALMAが描く春と言えば、2024年にリリースされた軽やかなぬくもり溢れる『春のシモキタ』も記憶に新しいが、今作ではセンチメンタルなムード漂う春にスポットライトを当てている。
生活に変化が起きるからこそ訪れるときめきがあれば、反対に、変化ゆえに際立つ寂しさや思い出だってある。戻れない季節に思いを馳せる切なさを、3ピースバンドの枠に囚われないドラマチックなサウンドアレンジで表現する、儚くも美しい桜吹雪のような1曲だ。

YouTubeでは、じっくりと言葉を味わい、より楽曲に没入できるリリックビデオも公開されている。光に満ちた世界とのコントラストに胸が締め付けられる映像に仕上がっている。
バンド結成10周年に差し掛かり、また一段階奥行きを見せる彼らからまだまだ目が離せない。