新たな街を生き抜く、ADY TILE
PICK UPアーティスト
BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はADY TILEをご紹介します。
不屈を言葉に滲ませて
兵庫県相生市出身のラッパー・ADY TILE。大阪での6年間の活動を経て25歳の時に上京、本格的なキャリアをスタートさせた。
2026年4月4日、全6曲入りの2nd EP『雲雀』をリリースした。
上京してから制作された楽曲から構成されているという今作。自分自身に対する内省や身近な人との関係性にフォーカスを当てた1st EP『Squall』に比べ、暮らしや仲間、シーンといった、より大きなフィールドに強い眼差しを向けた楽曲群が収録されている。暮らしを続けるための仕事、音楽と向き合う時間、ライバルであり仲間である人々との切磋琢磨。一つひとつを力強く噛み砕きながら、心の底から溢れる葛藤と野心、プライドが生々しく切り取られたEPだ。音としても、台詞からスタートするシリアスでシネマティックな楽曲があったり、ギターの響きをエモーショナルに用いる『yanagi Free style』『蛍 skit』があったりと、枠に囚われない奥行きを持ったアレンジが詰め込まれている。
EPのラストを飾る『ランチャー』には、SHO-SENSEI!!を客演に迎えた。周囲に対する競争心を感じられるソリッドなリリックが多い今作だが、この楽曲では盟友への素直なリスペクトと愛情が端々に満ちており、これからも肩を並べる2組の姿を象徴するアンセムに仕上がっている。
