Tha Otalsが抱きしめる、戻らない輝き

PICK UPアーティスト

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はThe Otalsをご紹介します。

溢れ出すエモーショナル

ギター・ボーカルを担当するJune FAXxxxxx(ジューン・ファックス)、ベース・ボーカルを担当するMarina Timer(マリーナ・タイマー)からなるシューゲイザー/ドリームポップデュオ、The Otals。2021年より活動を開始し、一筋縄ではいかないサウンドメイクやカートゥーン調のアートワークなどを筆頭とした、唯一無二のオタルズワールドを拡張し続けている。

2026年5月27日にリリースされたシングル『さよならマクガフィン』は、約3分30秒の中に、切なく儚く眩い物語と感情が詰め込まれている。
過剰なほどに重なり、広がるThe Otalsらしい音に、隠しきれない焦燥感とメランコリーが滲む今作。思い出をなぞりながら掛け合うツインボーカルの歌から窺い知れるのは、愛おしかった日々と、それゆえにぽっかりと空いてしまった空洞のことだ。息つく間もないアップテンポな曲展開と、感情をまるごと呑み込むかのような重層的なサウンド、泣き笑いが自然と目に浮かぶ優しくも切実な歌声。1曲を聴き終えても、曲中の二人を思うといつまでも感情が募り続けてしまうほどの濃度を持つ楽曲である。

YouTubeではこの楽曲のMVも公開されている。The Otalsの世界観で描かれるきらめきと切なさを、映像からも受け取ろう。