時の流れを物語る、Tellar

PICK UPアーティスト

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はTellarをご紹介します。

揺れ動く心を抱きしめて

1999年10月20日生まれのシンガーソングライター・Tellar。17歳の時にシンガーデビューし、ストーリーテラーというコンセプトの元、誰もが胸に秘める痛みをテーマにした楽曲を発信している。

時の記念日として制定されている2026年6月10日にリリースされた最新シングル『towa』は、思い出の甘やかさと、流れていく時の残酷さと優しさ、そして痛みも抱いて進んでいくしなやかな強さをじっくりと歌い上げた1曲である。
約4分間をたっぷり丁寧に音で包み込み、繊細な心の揺らぎを描き出すこの楽曲。「君」を永遠に忘れることなく、止まない想いや痛みさえも「楽しかった」と振り返られる日が来るように進む……その覚悟が決まるまでの長い時間を、Tellarは柔らかな歌声で物語っていく。

注目したいのは、この楽曲が秒針の音から始まり、秒針の音で終わるということだ。そこには、私たちがどれだけ思い悩んでいる間も時間は平等に進んでいくというメッセージが託されているようだ。
それを残酷なことと受け止めるか、時間が癒してくれる傷もあると受け止めるかは人それぞれである。今のあなたにとって、この歌はどう響くのだろう。