逡巡の先を見つめる、CLWの観測
PICK UPアーティスト
BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はCLWをご紹介します。
逡巡の先に、微かな光を
CLWは、都内を拠点に活動する“’00年代的オルタナティブロックバンド”。鋭利かつ繊細な歌声に乗せて、逡巡や諦念、そこに差すわずかな希望を描き出す。2025年にはBitfan×スペースシャワーTVの共同企画『Nobody to Somebody』で初代グランプリを受賞、受賞曲「HSL」で頭角を現してきた実力派だ。
そんな彼らが放つ1st mini Album『観測者(Observer)』は、全7曲を収めた意欲作。リードを飾る「K2」は、《互いの幸せを願ってさよならをしよう》と、出会いと別れ、そして大人になることの痛みを綴った約5分間のドラマになっている。
「セカンドブルー」「無限遠点」「停滞前線」と、繊細な言葉選びと轟音が交錯する楽曲が並び、アルバム全体で“世界を観測する者”のまなざしを立ち上げていく。割り切れなさを抱えたまま前へ進もうとする姿が、聴く人の内側に静かに火を灯す。日常のノイズにくたびれた夜こそ、深く沁みる一枚だ。
