海と空を溶かす、Michiko Liの船出
PICK UPアーティスト
BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はMichiko Liをご紹介します。
水と光が溶け合う情景
Michiko Liは、東京出身で中国にルーツを持つシンガー/ミュージシャン。合唱で培った伸びやかな歌声と、ジャズの即興性を掛け合わせた、親密でアトモスフェリックなサウンドを紡ぐ。
デビューEP『a thousand suns』は、水と光をモチーフにした全2曲の作品。プロデューサーにRyuuta Takakiを迎えた表題曲「a thousand suns」は、英語と日本語が溶け合う一曲。《You are the fish in the sea/You are the bird in my palm》と、海と空、魚と鳥といった遠いものたちが混ざり合う親密な情景を描き出す。
《And you are my sun/And I am your ocean》と交わされる比喩は、静かで深い愛の告白のよう。もう1曲、シュルティボックスによるインスト「water_sketch_813」が生む輪郭のないアンビエントとあわせ、EP全体が水面のように揺らめく。まどろむような夜に、そっと浸っていたくなる船出の一枚だ。
