軽やかに響く、Ryoma Takamuraが描く喜劇

PICK UPアーティスト

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はRyoma Takamuraをご紹介します。

忙しない日々を笑い飛ばして

R&BとHIP HOPを軽やかに行き交い、抒情的な世界を描き出すプロデューサー、Ryoma Takamura。情景を丁寧に掬いあげたリリックで、メロディアスな音楽を紡ぎだしていく。

先日配信が開始された「Comedy」は、現代人が置かれている忙しない日々を“喜劇”に捉えたナンバー。物質的には満たされながらも、どうして付きまとう気だるさや虚無感を、皮肉的なリリックともの憂げなトラックで描き出している。

イントロで印象的な時計の音は、時間に追われる毎日を彷彿。ピアノやシンセサイザーを基調としたサウンドを、ブラスが華やかに彩っていく。低温でアンニュイなRyoma Takamuraの歌声とそっとリスナーに寄り添うNoconocoの歌声のコントラストも鮮やかで、楽曲が立体的に浮かび上がる。単なる繰り返しのように感じてしまう日常を、ポップに笑い飛ばさせてくれる1曲だ。