Ribet towns

インタビュー

ライヴハウスに限らずいろんな場所で活動して
多くの人の身近にある音楽であれたら

京都にゆかりのある男女12人によって結成された”渋谷と北ヨーロッパに憧れるバンド”、Ribet towns。トイ・ポップや北欧トラディショナル、渋谷系などに影響を受けているという彼らの音楽は、ピアニカやグロッケン、マンドリンなどの音色が印象的で、”この音が欲しい”という素直な探求心から重ねられたカラフルな音たちが飛び跳ねている。今回は、”BIG UP!”の企画でTBSテレビ”イベントGO!”の9月度オープニング・テーマに選出された楽曲「メトロ」についてや、12人という大所帯のグループが誕生した経緯、今年7月にリリースした初の全国流通アルバム『ショーケース』などについて、Asayo MiyachiとGen Asaiのふたりにメール・インタビューで訊いた。

-12人という大所帯でバンドを組むことになったきっかけを教えてください。

Asayo:初めは5、6人で、普通のバンド編成に近い形でスタートして、そこからやりたい音楽に合わせて楽器とメンバーを足していきました。関西で活動できること、気軽に声を掛けられる人、という条件でメンバーを集めた結果、気づけばメンバー全員が同じ大学の同じ軽音サークル出身の12人、ということで今はひとまず落ち着きました。

-ピアニカ、アンデス、グロッケンなどの楽器はRibet townsを結成する前にそれぞれ経験したことのあるものだったのでしょうか? もしくは結成をきっかけに始められたのですか?

Asayo:メンバーは全員、大学時代に軽音サークルでそれぞれバンド活動をしていましたが、Ribet townsではそのときのパートとは全然違うパートを担当していたりします。ピアニカ担当はもともとベースを弾いていたり、グロッケン担当はもともとドラムだったり。Ribet townsの活動途中でメンバーを増やすときに”この楽器が欲しいんだけど、やってみない?”っていう感じでのスタートが多いかな。私はずっとヴォーカルなので、”みんな器用だな~”と思ってます(笑)。

-Ribet townsの音楽はJ-POPの要素もありつつ、外国、特に北欧あたりの景色が目に浮かぶようなサウンドがクセになります。曲作りのこだわりなどを教えてください。

Gen:北欧など海外ルーツの音楽を取り入れることが多いのですが、”あくまでもJ-POPに仕上げる”というのがひとつのこだわりです。”遠い国のもの”というイメージがあるかもしれない音楽をJ-POPに昇華させることで、身近なものに感じられたらいいなという思いもあります。

-TBSテレビ”イベントGO!”の9月度オープニング・テーマに「メトロ」が選出されましたが、この曲は渋谷駅でのストーリーを描いたものなのかなと思いました。楽曲のテーマや背景を教えてください。

Asayo:具体的に何駅、という設定はないのですが、舞台は東京の電車の中という設定です。テーマは、地方から都会に出てきた主人公が過去の憧れや恋を引きずりつつも、都会の電車に揺られることによって少しずつ気持ちを整理して大人になっていく、というストーリーです。先に地方から都会に出ていった先輩(好きだった人)に出会えるかな、というドキドキを持ちながらも、揺れたり止まったり、そのたび車内に入ってくる新しい空気や気配を感じることによって心変わりしていくその瞬間を、曲の中で表現しています。

-初の全国流通盤『ショーケース』は、出掛けるときに連れていきたい音楽が詰まっているように感じました。まず、アルバムのタイトルに込めた思いを教えてください。

Asayo:『ショーケース』の収録曲は、歌詞は”平凡な人間のとある1日”を歌っていて、それを独自のサウンドでパッケージしたようなイメージのものが多いんです。だから、どんな人にもどんなシーンにも馴染むように感じてもらえるのかも。アルバム名は、それぞれの物語をぎゅっと凝縮して並べた感じと、これまでにリリースした『ショートショート』、『フラッシュフィクション』(2017年10月リリースの配信限定EP)に近からず遠からずなものにしたいな、という思いで”ショーケース”と名付けました。

-曲ごとにAsayoさんの声色の変化があり、非常に面白かったです。意識的に変化させているのでしょうか?

Asayo:恋にルンルンしてみたり、日々の繰り返しをやるせなく感じたり、旅にワクワクしたり。そういう気持ちを曲ごとに楽しんでほしいと思っているので、聴く人にもそれが伝わるといいなという思いで意識的に変化させて歌いました。

-バンドとして目指す姿や目標などを教えてください。

Gen:フェスや飲食店などライヴハウスに限らずいろんな場所で活動して、多くの人の身近にある音楽であれたらなと思います。行ったことない土地、やったことない場所へ行きたいという気持ちが大きいです。具体的には、”FUJI ROCK FESTIVAL”や”RISING SUN ROCK FESTIVAL”、”森、道、市場”、”朝霧JAM”などのフェスへの出演や、海外でのライヴ、”NPR Music Tiny Desk Concerts”(※アメリカの公共ラジオ放送による人気プログラム)への出演です。

-最後に、Skream!読者へのメッセージをお願いいたします。

Gen:ぜひライヴに足を運んでいただいて、お会いできると嬉しいです! 気軽に話し掛けてもらえるとみんな喜びます。

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