好きを貫く、Girls Back Teenのポップネス

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ！ 今回はGirls Back Teenをご紹介します。

流行に飲みこまれない音を

最近は本当に、多彩に活躍するアーティストが増えた。川谷絵音にいたっては、ゲスの極み乙女。やindigo la End、DADARAYのプロデュースなど、いつ寝ているのかわからないくらいだ。

Girls Back Teenこと小松 航も、意欲的に活動するアーティストのひとり。The Plantansでギター・ボーカル、ザ・ノロノロズでギターを担当しながら、個人で制作も行っている。
彼の楽曲の特徴は、爽やかでポップなサウンドだ。柔らかい風が草原を駆け抜けるような、淡く軽やかな勢いがある。今どき流行りのポップミュージックではないかもしれない。しかし、流行に飲みこまれることなく“好き”を追求した音が彼の作品にはなっているのである。

先日リリースされた『Unsold Pops!』は、小松のポップスがギュッと濃縮された1枚。“売れ残りのポップス”というタイトルは皮肉的だが、時代に左右されない彼の心粋が色濃く反映されている。最近のポップスは好きじゃない…と感じてる人には、ぜひ手にとってほしい作品だ。

●こんなアーティストが好きな人におすすめ●

・シャムキャッツ
・Helsinki Lambda Club
・キイチビール＆ザ・ホーリーティッツ
・The Songbards