オルタナをキャッチーに聴かせる、スーパーキウイのツインボーカル

PICK UPアーティスト

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はスーーパーキウイをご紹介します。

オーソドックスを愛して

Twitterのプロフィール欄に並ぶのは、“we are not kiwi but superkiwi.” の文字。思わずクスッとしてしまうコピーは、彼らがどんなバンドなのか興味を惹かれる。そして、味わって、知るのだ。スーパーキウイが、ロックなサウンドをキャッチーに聴かせるオルタナティバンドだと。

彼らの特徴は、敬愛するUSインディーやJPオルタナティブに敬意を払った楽曲と音楽の雰囲気をガラッと変える男女ツインボーカル。だからこそ、曲の構成はいたってシンプルだ。急な変拍子や突拍子もないエフェクターなどは入ってこない。あくまでも、お約束に乗っ取った先人への愛を持った作品になっている。
ともすれば“普通”で終わってしまう音楽が、ひと際魅力的に映るのはスーパーキウイに魅力的な声のツインボーカルがいるからだろう。曲の良さを活かしつつ、適切にブラッシュアップしているのだ。

先日配信された「遠い星から来た男」は、5人体制になってから初の音源。ミックスにはTHIS IS JAPANの小山が参加している。ラジオから流れてきて欲しい、2人の声の重なりが楽しいご機嫌ソングに仕上がった。

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