人の闇に寄り添う、イエロウと熱帯魚の音楽

PICK UPアーティスト

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はイエロウと熱帯魚をご紹介します。

弱っているときに会いたくなる

アーティストの活動が止まってしまっても、音楽自体は生き続ける。聴く人がいる限り、その音楽が死ぬことはない。それは、紛れもない事実だ。イエロウと熱帯魚の配信開始を受け、そんなことを考えていた。

イエロウと熱帯魚は、2017年11月に結成され2018年10月に活動休止となったバンドだ。活動期間は1年と短いが、抜群の歌唱力を誇るナギノとエモーショナルな姫子のツインボーカルにより、独自のカラーを打ち出してきた。
彼らの特徴はポップな曲調と相反するどこか陰のあるリリック。誰もが持っている闇に寄り添う楽曲は、弱っているときに会いたくなる音楽と言ってもいいだろう。

先日配信された「calmless and blue」は、ピアノを基調としたインストゥルメンタル作品だ。歌が入っている楽曲とは、また違ったアプローチになっているので、ぜひ聴き比べてみてほしい。

●こんなアーティストが好きな人におすすめ●

・nano.RIPE
・ポルカドットスティングレイ
・嘘とカメレオン
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