作品からにじむ、荒井清弥のロック愛

PICK UPアーティスト

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回は荒井清弥をご紹介します。

ロックンロールを継承していく

荒井清弥の音楽を聴くと、一瞬で彼がロックンロールの血を引く者だということがわかる。歌い方やサウンド、構成など、様々な要素が音を通して訴えかけてくるのだ。

静岡県出身のシンガーソングライターである、荒井清弥。2012年よりRosy Johnのメンバーとして活動し、2016年の活動休止をきっかけに単身で上京してきた。拠点を東京に移してからは、バンドやソロ、ユニットなど多様な形態で音楽を展開している。
そんな彼の特徴は、ロック愛を感じる歌い方だろう。声の出し方やしゃくりあげのクセなど、歌のニュアンスに彼のこだわりがにじむ。オーソドックスなロックンロールを丁寧に継承しようする心粋こそ荒井の魅力なのではないだろうか。

先日配信された「風待ち」は、11か月連続配信の第1弾としてリリースされた作品。90年代のフォークロックを彷彿させるサウンドは、初めて聴いた人にもどこか懐かしい。何か決断をして進むとき、背中を押してくれる1曲だ。

●こんなアーティストが好きな人におすすめ●

・GRAPEVINE
・ACIDMAN
・小林太郎
・Age Factory