友情が放つ、The Dragersの瑞々しさ
PICK UPアーティスト
BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はThe Dragers(現、COWCITY CLUB BAND)をご紹介します。
幼馴染だからこそ鳴らせる音を
友達の延長線で活動しているバンドは、独特の雰囲気を放っているように感じる。そのオーラの正体は日常のなかで培ってきたグルーヴなのではないか。そんなことをThe Dragers(現、COWCITY CLUB BAND)を聴きながら考えていた。
彼らは、幼馴染で結成されたロックバンドだ。2013年の結成以来、メンバーチェンジをすることなく活動してきたが、昨年の12月にドラマーが脱退。新年度と共に新しいドラマーとして山本を迎えたのだが、彼もまた幼馴染のひとりという徹底ぶりである。
「なぜそこまで…」と思わないわけでもないのだが、The Dragersの音楽を耳にしていると自然と腑に落ちていく。友人同士だからこそ表現できる音楽の楽しさや瑞々しさは、彼らの魅力のひとつなのだ。
先日配信が開始された『二十歳と少しの、恋と革命』は、2019年5月にリリースされた作品。The Dragersとして出した最後の1枚だ。瑞々しく爽やかな爆音フォークに耳を傾けてほしい。
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