青木歌音 with Reflexionが叫ぶ、“自分らしく生きるのは罪じゃない”
PICK UPアーティスト
BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回は青木歌音 with Reflexionをご紹介します。
誰かを救う歌
カラフルに彩られた小学生の背中に、少しずつフツウが砕けてきた希望を感じる。ランドセルが赤・黒の時代から脱却しつつあるように、女らしさ・男らしさが溶けていくことを望まんばかりだ。男性・女性しかなかったカテゴライズは、いつしかLGBTQIAへ。これからの時代に必要となってくるのは、“自分らしさ”だろう。そんな時分にふさわしいミュージシャンこそ、青木歌音だ。
彼女は、男の子として生まれ女の子として生きるシンガーだ。普段はYouTuberとして活動しており、ぶっちゃけたトークと自然体な姿で人気を博している。
そんな青木は、2019年3月からバンドを引き連れて音楽活動を開始。人気に乗じた思いつきに感じてしまう人もいるかもしれないが、無名の頃からライブハウスに立っているくらい彼女は本気だ。少しでも自分らしく生きやすい世界が実現するように、音と言葉で誰かの明日を照らし続ける。
先日配信された「KUSARI」は、約1年ぶりのリリースとなる新曲。中性的なウィスパーボイスと静かにこぶしを握り締めるような歌詞は、青木ならでは。逃げ出したくなる感情に襲われたときには、味方になってくれる1曲ではないだろうか。
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