弱い自分を救う、SAYONARA HATE TOWNの歌

PICK UPアーティスト

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はSAYONARA HATE TOWNをご紹介します。

他人任せにしない

「あなたのためを思って言ってる」という言葉ほど、信用ならないときがある。“あなたのことを考えている優しい自分が好き”から生まれたエゴは、思いやりでもなんでもない。ただの押し付けだ。だからこそ、“誰の為でもない、弱い自分の為の音楽を。”と謳うSAYONARA HATE TOWNの歌は、どうしようもなく響いてしまうのではないだろうか。

彼らは2019年5月より活動を開始したロックバンドだ。ロキノン系という言葉がしっくりとハマるような、爽やかで疾走感のあるサウンドを紡いでいる。
そんなSAYONARA HATE TOWNが鳴らしているのは、自分を救うための音楽だ。「音楽に救われたから、自分も誰かを救いたい」という他人の感受性に任せた想いではなく、自ら音を鳴らし自分自身を救っている。究極に自分へベクトルを向け、本当に納得するものを作っているからこそ、結果的に大きな求心力を生んでいるのだ。

先日配信が開始された『dramatic』は、デジタルリリースで世に放たれた1st E.P。「売れたい」「いい音楽を鳴らしたい」「報われたい」、20歳も半ばを越え葛藤する青年の心のうちが音や言葉として正直に表れている。まだまだ青臭い、夢を見続ける人の背中を押してくれる1枚だ。

●こんなアーティストが好きな人におすすめ●

・BUMP OF CHICKEN
・Halo at 四畳半
・須田景凪