社会人だからできる、rentak_japanの自由な表現
PICK UPアーティスト
BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はrentak_japanをご紹介します。
遊び以上仕事未満
人間というのは不思議なもので、年齢を重ねれば重ねるほど足取りが重くなる。好きという気持ちだけで突き進めばいいのに、なかなかどうにも踏み出せない。そんななか、「社会人になって生活が安定してきた今こそ、やりたいことをやる」と音楽活動を始めたユニットがいる。彼らの名前はrentak_japan、奈良生まれの幼馴染ふたり組みだ。
rentak_japanの音楽は、極めて自由だ。「流行がどう」や「売れるためにこうしよう」という忖度が、全く存在しない。レコーディングもミックスも、ネットで調べながらなんとなく。遊びよりも本気だけど、仕事にならないちょうどいい塩梅で制作と向き合っているのだ。
社会人、アラサーだからこそ飛び出すフロウの数々は、「音楽だけで勝負しよう」という人には出せない独自のカラーとゆるさがある。生きるカネにはならないけど生きるカテにはなる、自分自身を満たし回りをハッピーにする音楽を作るアーティストこそrentak_japanなのだ。
先日配信が開始された『一蓮托生』は、名刺代わりにとリリースされた1枚。自分たちが好きなビートに乗せて、歌いたいことを歌う。楽しそうに音楽をする彼らに触れ、年を重ねたからこそもっと自由になれるのだと感じてほしい。