DECK NO BOCKが紡ぐ、普遍的な音楽
PICK UPアーティスト
BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はDECK NO BOCKをご紹介します。
時流に乗っかって
普遍的に揺るがないものというのは、廃れることなく継承されていくのだろう。DECK NO BOCKの紡ぐ音楽というのは、まさしくそういうものの集合体のように感じる。
「思い出の1曲」についてメンバーが語ると、口にされるのはU2やBUMP OF CHIKCEN、荒井由実といったアーティストだ。変なこじれを感じることのない、王道中の王道。いうならば、普遍的に評価されているミュージシャンである。
その影響は、DECK NO BOCKの音楽性に大きな影響を与えていることは、間違いないだろう。彼らのポエミーな歌詞や透明感あるボーカルは、00年代以降のJロックを彷彿。時流のなかで、生まれるべくして生まれてきたバンドなのである。
先日配信が開始された「僕のサイダー」は、3ヶ月連続リリースの第一弾を飾る作品だ。写真展をやるために作ったインスト音楽を、歌つきのものにアレンジした1曲となっている。重く響くピアノと軽やかなボーカルが生み出す絶妙な塩梅を楽しんでほしい。