NORISTRY feat. 川畑要が記す、明日への道しるべ
PICK UPアーティスト
BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はNORISTRY feat. 川畑要をご紹介します。
“しんどさ”の先へ
“好き”を続けることは、楽しいだけでなく、とてつもなくしんどい。本気にならず、ほどよい距離で関わっているほうが、感情を乱されず生活を送ることができるだろう。一方で、しんどさの先にしかない楽しさがあるのも事実だ。2012年から「歌ってみた」の投稿を始めたNORISTRYも、その先を探して音楽を続けている。
艶っぽくグルーヴィーな歌声の彼だが、歌い手として活動するようになったのは社会人になってからのこと。それまでは、クラリネットやドラムなど楽器のプレイヤーとしてキャリアを詰んできた。(厳密にはドラムボーカルもしていたらしい)
そんなNORISTRYを歌の道に引きずりこんだのは、CHEMISTRYの影響があったといっても過言ではないだろう。リズミカルとエモーショナルを使いわけるボーカルや、コーラスを多用してハーモニーを楽しむサウンドには、その片鱗が見受けられる。憧れの人が見た景色を自分も目に焼き付けるため、彼は今日も愚直に表現と向き合うのだ。
先日配信が開始された「DAWN」は、ラインライブにて行われたイベントで優勝し、川畑要から楽曲提供を受けたナンバー。壮大なサウンドと柔らかな歌声は、踏み出そうとする人の背中を優しく押してくれることだろう。