メディアミックスで魅せる、ネコかぶりの物語

PICK UPアーティスト

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はネコかぶりをご紹介します。

想像の世界を広げて

小説を音楽にするユニットYOASOBIの大ヒット、indigo la End最新アルバム『夜行秘密』の小説化など、物語と音楽が行き来する流れは止まらない。そんな時代だからこそ、ネコかぶりが現れたのも必然な気がしてしまうのだ。

彼らは、小説×音楽で物語を紡ぐクリエイター集団。メンバー構成も小説、音楽、詞、歌となっており、一般的な音楽ユニットとは一味違うのが特徴だ。
ネコかぶりは、1年間をかけてリアルタイムで青春群像劇『十八歳』を描いていく。キャッチーな構成にエモーショナルなボーカルは、まさしくアニメのメインテーマ。横書きで進んでいく小説も、今の時代を強く反映しているといっていいだろう。

先日配信が開始された「Diver City」は、『十八歳』のオープニングを飾るナンバー。90,00年代を彷彿させるサウンドは、一聴するとどこかノスタルジーを香らせる。TwitterやHPで更新されている小説と合わせて聴いてみてほしい。