王道にして邪道、yuya theoが作る緻密な楽曲
PICK UPアーティスト
BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はyuya theoをご紹介します。
吸収したものを全て混ぜ合わせて
chef’sのベースとして活動しながら、teen’s sightやクジラ夜の街のサポートメンバーも務める、yuya theo。ベースやギターだけでなく、管楽器やドラム、作詞・作曲・編曲まで難なくこなす彼は、“ファンタジーとリアルを繋げる 魔法みたいな技術の持ち主“と称される実力の持ち主だ。
2歳のときにピアノを始めると、4歳の頃には作曲を開始。バンド音楽のみならず、ジャズや吹奏楽、アイドルソングまで網羅する幅広い音楽性も合わせ持つ。
おいしくるメロンパンやthe band apartに多大なる影響を受けているが、彼らに負けずとも劣らない緻密な楽曲がyuya theoの持ち味。王道なコード進行に油断をしていると、フィルや展開でびっくりするような裏切りを仕掛けてくる。王道にして、邪道。絶妙な塩梅でとめどないセンスを輝かせるクリエイターこそ、yuya theoなのである。
先日配信が開始された「二十才」は、彼にとって2ndシングルとなる作品。ジャジーなサウンドは大人に片足をかけた彼自身を感じさせ、青臭いリリックをより引き立てる。音楽が回転していくグルーブ感が心地よい1曲へと仕上がった。