中山姫李の歌が私たちをあたためる

PICK UPアーティスト

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回は中山姫李をご紹介します。

強く優しい決意表明を

AbemaTVで放送されていた番組『日村がゆく』の人気企画「高校生フォークソングGP 3rdシーズン」にて、一躍注目を浴びたシンガーソングライター・中山姫李。
20歳を迎えた彼女が、『あさきゆめみし』で配信リリースデビューを果たした。

歌謡曲やフォークソング、ポップミュージックからの影響を感じる前奏は、誰もの心を柔らかくほどき、まるで人懐っこく懐へと飛び込んでくるようだ。
続く歌声は溌剌とした軽やかさがありながらも凛と芯が通っていて、この時代の中でどう生きたいか、という意思表明を語る詩がまっすぐに胸へと届く。
何かと比べたり、誰かの尺度を借りたりして自分を定めるのではなく、ただ私は私として目の前のものを大切に見つめて向き合うこと。
単純だからこそむずかしい覚悟を歌い上げるその勇気に、言葉にしてくれる切実さに、どうしたって嬉しくなってしまう。

「『あなただけじゃないんだよ』って優しく歌で抱きしめる、そんなアーティストになりたい」
初めてメディアへ出演した際、当時高校生だった中山姫李はそう語っていた。
今は、さらに深い愛と広い視野を持って、老若男女を問わず抱きしめ寄り添えるアーティストになっている証明としてこの歌がある。