Misato Onoを聞いて伸びやかに自分を愛そう

PICK UPアーティスト

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はMisato Onoをご紹介します。

リアルなムードとバンドサウンド

ソングライティングやトラックメイク、楽曲プロデュース、レコーディング、そしてジャケットデザインまで自ら手掛けマルチな才覚を発揮するMisato Ono。
約1年ぶりのリリースとなるシングル『small talk』が心地よい春の空気とともに届いた。

福岡県出身、幼少期からピアノやギターを始め、専門学校時代はバンドでの音楽活動を中心としていた彼女。
ソロ活動をスタートしてからはSoul, Jazz, Blues, R&Bのスタイルを取り入れ、バンド時代とは異なるアプローチで音楽を作り出してきた。
そんなMisato Onoだが、最新作『small talk』はソロ楽曲として初めてバンドスタイルでのレコーディングを行ったものだという。
生音ならではの滑らかな手触りと掛け合いのグルーヴが愉しい楽曲の上に、しなやかで透明感のある歌声が乗った開放感溢れるネオソウル。
前編英語で綴られた詩には自分を自分で愛すること、セルフケアをテーマにしたメッセージが込められており、サビで軽やかに歌われる“I love”のフレーズが柔らかく心に残る。

自身のYouTubeチャンネルでは楽曲ができるまでのエピソードやレコーディングの様子を公開しており、どのようなムードの中でこのポジティブなサウンドと言葉たちが生まれてきたのかを知ることができる。
新しい季節の始まりを告げほころぶ花のように、私たちの生活を彩ってくれる優しさをもったナンバーだ。