田川伸治がシーンに投げ掛ける視線

PICK UPアーティスト

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回は田川伸治をご紹介します。

ジャンルレスにカラフルに

1994年から2018年までDEENのギタリストとして活動し、現在はソロ活動に専念している田川伸治。
この春、配信限定のニューアルバム『PASSIONATE LOVE』がリリースされた。

自身が歌唱までを務めるオリジナル楽曲から、小川真奈、水野マリナをゲストボーカルに迎えたもの、またAl Jarreau『BOOGIE DOWN』、昭和歌謡の名曲『与作』のカバーまで含めた全13曲が収録されているこのアルバム。
リード楽曲『PASSIONATE KISS』は、あたたかなギターのサウンドとセンチメンタルかつ前向きなアレンジが心を擽る一曲で、アルバム全体のムードを私たちに伝えてくれる。
全編を通し、田川伸治のギタリストとしての実力はもちろん、それをベースに各楽曲の世界を鮮やかに広げるアレンジ/プロデュースセンスも存分に感じられるのがこの作品だ。
軽やかなビートが跳ねるポップチューン『ペルソナ (feat.小川真奈)』、メロディアスなラブソング『Romance (feat.水野マリナ)』、ラップを取り入れた『二次元サバイバー』など、多彩な音楽性にワクワクさせられ続ける13曲が並んでいる。

現在の音楽シーンを見渡し、噛み砕きながら、田川伸治の音楽として形にした最新アルバム『PASSIONATE LOVE』。
カラフルな世界をぜひ体感して欲しい。