宮間エイクが魅せる、聴きやすい曲へのこだわり

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ！ 今回は宮間エイクをご紹介します。

受け取りやすさファースト

ビジュアル系バンドZOMBIEのメンバーとしては青井ミドリ名義で活動し、新たにボカロPへも活躍の幅を広げている宮間エイク。バンド内でも全曲の作詞・作曲・編曲を手掛けているアーティストだ。

音楽を始めるきっかけになったのはX JAPANだが、彼のルーツにあるのは母親の車で流れていた小田和正さんやMr.Children、森高千里。J-POPが根付いていることもあってか、宮間の作る楽曲はキャッチーなものが多い。
また、彼自身の“聴きやすい曲じゃないと自分のなかで良い曲だと思えない”という考えもキャッチーさを生み出す要因のひとつだろう。受け取りやすさを第一に考えて作られてるからこそ、独自の世界観が作られているにも関わらず近寄りやすい空気があるのだ。

先日配信された「気絶ダンシングガール」は、ZOMBIEの楽曲をボーカロイドのGUMIでカバーしたもの。丁寧な調声は楽曲の新たな魅力を開花させる。1度聴いたら耳に残る印象的な作品に仕上がった。