ORIONBEATSが実弟と作り上げた、酔いたくなるテクノ

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ！ 今回はORIONBEATSをご紹介します。

贅沢な1曲に魅せられて

双子の兄弟で結成されたテクノユニットRYUKYUDISKOのメンバーとして活動していたTetsushi Hiroyamaによるソロプロジェクト、ORIONBEATS。ユニット時代から沖縄音楽とテクノミュージックの融合を模索していた彼だが、ソロになってからも「沖縄音楽とクラブミュージックの融合」を掲げ、道を切り開き続けている。

先日配信が開始された「Techno Guitar」は、ライブストリーミングチャンネル「DOMMUNE」の特別配信企画『本土復帰50周年〜その先にある沖縄音楽シーンの光源』にて披露されたテクノギターを音源化したもの。ORIONBEATSが手掛けたテクノトラックに、naotohiroyama (ORANGE RANGE)のギターフレーズが踊る贅沢な1曲になった。

軽さと重さを器用に両立させたトラックはグルーヴィーで、クラブに流れている光景も容易に想像できる完成度。どこか独特なギターのサウンドも相まって、より没入感の高い仕上がりとなっている。度数の強い酒を片手に、心身共に酔えるナンバーだ。