marco meloが音で届ける、明日を生き抜くパワー

PICK UPアーティスト

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はmarco meloをご紹介します。

日常に寄り添って

アコースティックギターと歌声でオルタナティブサウンドを追求するアコースティックユニット、marco melo。“福音”に由来したアーティスト名には「良い知らせを音に乗せて届ける」といった意味がこめられており、シンプルかつエモーショナルな楽曲群は、聴くものにじんわりと染み入るパワーを与える。

先日配信が開始された『evergreen』は、彼らにとって2nd EPとなる作品。ハードワークで倒れたAwa(Rap)の実体験をもとにした「Aspartame」や富山テレビ『BMS』のエンディングテーマに起用された「dissolve:Chapter6」など、個性豊かな5曲が収録されている。

語り掛けるようなフロウスタイルは、そっと横で寄り添ってくれるよう。抑揚のあるギタープレイも過剰に訴えることはなく、気づいたら流れていたBGMのような心地よさを与える。歌詞を読みこんでみたり、音楽に浸ってみたり、何度も違う楽しみかたをしたい1枚だ。