ロックサウンドも乗りこなす、SOH EMPTYの歌声

PICK UPアーティスト

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はSOH EMPTYをご紹介します。

痛みに寄り添う音楽を

尚美学園大学主催の新人発掘オーディション『SHOBI MUSIC GP 2020』にてグランプリを獲得したアーティスト、SOH EMPTY。高校生の頃からDTMを開始し、現在ではフロウと歌唱を柔軟に使いこなすシンガーとして、“同じ痛みを抱えているのは自分ひとりじゃない”と思えるような楽曲を制作している。

先日配信が開始された「arrhythmia」は、悪夢にうなされて息苦しく目覚めた夜を描いたナンバー。“君”と悪夢のせいで心臓がバクバクして呼吸が整わない様子が、疾走感のあるロックサウンドに乗せて表現されている。

甘さもありながらハツラツとした歌声は、勢いのいいギターフレーズにも負けることはない。エモラッパーからキャリアをスタートさせた彼らしく、器用に韻を踏みながらエモーショナルに歌い上げていくのだ。どうしても眠気がやってこない夜を、一緒に越せる1曲になるのではないだろうか。