文学と音楽の世界が伝えられるもの
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心の奥底に眠る優しさを呼び覚ます温かさを感じられる楽曲を
作詞、作曲、イラスト、映像などマルチに手掛けている19歳。名前の由来は太宰治の人間失格にあった永遠に償い難い様な喪失感を飲み残した一杯のアブサンと表現した一節から。作詞作曲は誰の心にも潜んでいる感情とストーリーを文学的な詩と独自の世界観で表現している。現在は「なくしもの」というユニットでギターを担当している。
先日配信が開始された初のリリースシングル「琥珀色の音媒花」では全ての人が持っている様な優しさや温かさは自分が忘れているだけで心の奥底に、静かに微睡んでいるだけだと言うテーマのもと作成している。サウンド面もストリングスや煌びやかなシンセなどを使い、夕暮れに流れる五時のチャイムの様な雰囲気をイメージしている。懐かしさと優しさを感じれるため、分かりやすい言葉を使うことや詩の引用などもこだわりながら作った楽曲であり、何度も聞いてほしい一曲だ。