荒巻勇仁が描く、疾走感たっぷりな夏の恋

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BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回は荒巻勇仁をご紹介します。

ストレートだからこそ刺さる青さ

オーディションでのグランプリ獲得をきっかけにキャリアをスタートさせたシンガーソングライター、荒巻勇仁。活動開始当初こそ、ありのままにストレートな歌詞を綴っていた彼だったが、友人からのアドバイスを受けて表現を深化。真っすぐなだけではない、物語の余白が感じられる音楽を紡ぎ出している。

先日配信が開始された「青春を」は、いろんな感情や思考が飛び交う恋に落ちた時の心中を描いた作品。“君が描いた理想像に どうか僕がいますように”や“あのね、恋をしたんだって”など、ド直球に綴られたリリックには荒巻節が炸裂。柔らかくスカッと抜ける声質で、爽やかに歌い上げていく。

8ビートを基調としたトラックも、全体的に軽めなサウンドメイクになっており、青春ならではの疾走感を増幅。夏の恋にぴったりな清々しく快活なナンバーだ。