歌にこめられた、野島樺乃のエール
PICK UPアーティスト
BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回は野島樺乃をご紹介します。
等身大の言葉を
SKE48やet-アンド-の活動を経て、いよいよソロシンガーとして本格始動した野島樺乃。7歳の頃に抱いた「誰かを元気づけられる歌手になりたい」という夢へ向かって、取り繕わないありのままの自分で歩み出した。
先日配信が開始された「One」は、2025プレナスなでしこリーグ1部YouTube配信公式テーマソングとして野島が歌詞を書き下ろした1曲。「漠然とした大きな何かに立ち向かわず、今を頑張ればいい」というメッセージがこめられた、あと一歩をもうちょっとだけ頑張ろうと思っている人へのエールソングとなっている。
清らかなピアノを基調としたトラックに重なる歌声は、繊細でありながら力強い。彼女自身が何度も夢を描き、挑み続け、叶えてきたからこそ、言葉にも確かな説得力が宿るのだろう。誰しももうちょっとで夢に手が届きそうなときほど、失敗できない恐怖から足がすくんでしまいそうになるもの。そんな瞬間に、自分を信じる勇気を与えてくれるナンバーだ。