堂村璃羽が再発見する日々の幸せ

PICK UPアーティスト

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回は堂村璃羽をご紹介します。

ありのまま、が共感を呼ぶ

兵庫県淡路島出身、1998年生まれのシンガー・堂村璃羽。18歳のときに歌い手として活動をスタートしたが、ルーツであるラップミュージックに立ち返り、オリジナル楽曲の制作をメインとしたアーティストへと転身した。
どうしようもなささえありのままに描き出す歌詞と流れるように耳馴染み良いメロディによって、若い世代からの共感を呼ぶ歌を生み出す彼から、最新シングル『幸せな日々』が届いた。

表題曲『幸せな日々』は、堂村が大学2年生の冬に大学を中退して上京を決意し、下積み時代を迎えた当時のことを思い出しながら言葉を綴ったという。何気ない幸運が時には大きな救いになることをまっすぐに切り取る歌詞はとても等身大で、今目の前の幸せを見失いそうになっている誰かへと届いて欲しい1曲に仕上がっている。
カップリングの『CHILD RECORD』は、生活音や子供の声など身近なサウンドが随所に取り入れられており、過去へ思いを馳せる歌詞も相まって、それぞれの懐かしい思い出を引き出すようなセンチメンタルな楽曲だ。

堂村の作品には、堂村自身が歌の中で自らを開示しながら、それを聞く私たちも、共感をもって自分を曝け出してしまう、そんなコミュニケーションを生む力がある。