泥荼羅が『始発』で踏み出した一歩

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BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回は泥荼羅をご紹介します。

柔軟に色を探して

奇跡でも起きない限り、一朝一夕に夢は叶わない。少しずつでも確実に進んでいくことが、奇跡を起こす一番簡単な方法なのである。北海道で活動する泥荼羅も胸に抱いた野望を達成すべく、一歩一歩を着実に進めてきた。

彼がラップの世界に足を踏み入れたのは、中学1年生のころ。UMB2014で見たR-指定に憧れたのがきっかけだった。くすぶっていた時期もあったが、その後は足しげくサイファーへと通いスキルの向上に努めている。
泥荼羅の強みは、固定概念を持たず柔軟に変化していくところだろう。エッジなファストラップを刻むこともあれば、言葉を全面に打ち出したポエトリーなフロウを繰り出すこともある。自分の可能性を追求していく貪欲さこそ、彼の魅力ではないだろうか。

先日配信が開始された『始発』は、泥荼羅にとって夢への一歩となる1枚。様々なトラックを自由に乗りこなす、彼の可能性に触れることができるだろう。